7月15日まで
■夏越の大祓え 茅の輪/人形祓い

■夏越の大祓えについて

日本の神社では、昔から1年のうちに2回、大祓(おおはらえ)という行事を行ってきました。大祓とは「穢れ」や「罪」を祓い、常に清らかな状態で日々を過ごすために行う神事のことで、12月の末に行う「年越の大祓」と、6月の末に行う「夏越の大祓」があります。

■大茅の輪(おおちのわ)の設置は、6月15日~7月15日を予定しております。 場所:二ノ鳥居
■同期間に人形(ひとがた)によるお祓いを社殿前のテントに設置いたします。

【茅の輪くぐりの信仰と由来】

「夏越の大祓」の時期には、神社の鳥居や社殿の前などに大きな「茅の輪」が設けられます。参拝者がここをくぐることで、罪やけがれを祓い、災疫から身を守ることができるといわれるようになりました。

この「茅の輪」は『備後風土記』(備後国=広島県東部)にみられる「蘇民将来」の伝説に由来しております。

昔、「武塔神(須佐之男命)」という神さまは、旅の途中で裕福な「巨旦将来(こたんしょうらい)」という人に一夜の宿を求めました。ところが、巨旦は世話を惜しんで、命(みこと)の願いを断ってしまいました。次に命は、巨旦の兄で貧しい暮らしをしている「蘇民将来(そみんしょうらい)」に宿を頼みました。蘇民は命の願いを聞き入れ、精一杯もてなしました。後に須佐之男命は蘇民に「蘇民将来の子孫であることを示せば災いから免れる」と教え、目印に茅の輪を身につけるように命じました。以来、家の入口に「蘇民将来子孫也」などと記した印を掲げたり、茅の輪を身につける風習が生まれたといいます。

【人形(ひとがた)による祓え】

人形は禊(みそぎ)や祓えをするときに人間の身代わりとして用いるもので、これで身体を撫で、あるいは息を吹きかけて罪・穢、災いを移します。納めていただいた人形は、後日に神主が祓い清めお焚き上げといたします。