8月23日~30日
■第5回 高麗郡偉人伝「石川組製糸と創業者 石川幾太郎 展」

■第5回 高麗郡偉人伝 ~日本有数の製糸会社をつくった男~

石川組製糸と創業者 石川幾太郎 展  ―従業員愛護の経営理念と社会貢献―

開催期間:令和2年8月23日(日)~8月30日(日) 

主 催  :高麗神社

※新型コロナウイルスの影響などにより、急遽行事内容が変更になる場合もございます。来場や申込みの際には、当ホームページや公式Facebookの最新ニュースを今一度ご確認いただきますようお願いいたします。

明治から昭和初期にかけて日本経済を支えた主要産業の一つ絹糸生産に力を尽くし、その恩恵を地域の教育・福祉・インフラ整備へと転換させた石川幾太郎。彼の精神と社会活動の史実は、現代に生きる私たちに、今まさに必要なものを教えている。

<石川幾太郎について>

石川幾太郎(1855~1934)は、黒須(現 埼玉県入間市)の農家に生まれ、製糸業で成功した地元の大実業家であり、地域をリードした先覚的な経営者です。明治・大正期に、当時日本の重要な基幹産業だった輸出向け生糸を生産する製糸会社「石川組製糸」(1893~1937)を創業し、入間郡内に5工場(現 入間市、川越市、狭山市)、県外に4工場(現 福島県、愛知県、三重県、福岡県)を開設、大正11年(1922)には出荷高で全国第6位へと大きく成長させました。

また、養蚕製造研究部門の「養蚕部」を新たに設置してより良質な生糸の製造をはかると共に、キリスト教信者として、工場で働く女性たちの教育や福祉にも 熱心に取り組んで「家庭夜学校」などを開設。さらに約5300名(昭和4年当時を参考)の従業員を〝準家族〟の気持ちで接する等、心得として「家憲」を設けました。そうした先進的、人道的な経営は、当時としては特筆すべきことであると言えます。

大正10年、武蔵野鉄道(現西武鉄道)の社長に就き、地域貢献としては、特に教育支援に力を入れ、学校等へ多額の寄付を行いました。 多くの著名な文化人とも交流があり、現在入間市に残る石川組製糸の迎賓館の 役割を果たした瀟洒(しょうしゃ)な西洋館は、華やかな当時の面影を色濃く残しています。

※ 石川幾太郎 氏は、会場となっている高麗神社に昭和4年に参拝しています。

展示会 会場:高麗神社 参集殿2階 
  展示期間 ─ 令和2年8月23日(日)~8月30日(日) 画像
  開場時間 ─ 9:00~16:00
  入場料  ─ 無料
幕末から明治期の生糸輸出や入間地方の養蚕、製糸、絹織物文化などの
歴史的背景を含め、実業家・石川幾太郎の生涯と功績・石川組製糸の
経営内容・石川家の社会貢献活動など幅広く紹介する。
※8月23日・30日は、展示会場を講演会の会場として使用いたします。
その為、この日、展示会への入場及び見学は、9時~12時までとさせていただきます。
講演会  会場:高麗神社参集殿2階
■ 8月23日(日)13:30~15:30     ※事前申込み
第1部 講演: 「 石川組製糸と石川家の人々 」 <約60分>
    講師: 「石川家の人々」を読む会 代表 染井 佳夫 (そめい よしお) 氏
     入間市文化財保護審議委員

<講師略歴>
昭和23年 東京都生まれ。
横浜市立大学文理学部卒。入間市内の中学校で社会科 教師・指導主事として入間市博物館の開館に参画。平成12年から入間市内で、小・中学校長を9年務めた。『石川家の人々』を読む会 代表として石川組製糸の軌跡等について調査・研究の傍ら、入間市文化財保護審議委員ほかを務めている。

第2部 トークセッション<約45分>
パネリスト:染井佳夫 氏 / 大野松茂 氏 (一般社団法人 高麗1300 理事長)
コーディネーター:高麗文康 <高麗神社 宮司>



■ 8月30日(日)13:30~15:30    ※事前申込み
第1部 講演:「養蚕、製糸、織物と女性」 <約60分>
    講師: 埼玉大学 教育学部 教授 田村 均 氏

<講師略歴> 1957年児玉郡美里町生まれ。
1987年明治大学大学院文学研究科地理学専攻博士後期課程満期退学。博士 (経済学)。愛知大学、北九州大学を経て現在、埼玉大学教育学部教授。専攻分野は社会経済史、地域史、歴史地理。19~20世紀の日本と欧米社会の「絹の大衆化」について研究し、著書『ファッションの社会経済史』(日本経済評論社、2004年)、共著『海を渡った福井羽二重ーヨーロッパ・アメリカの新しいファッションへー』はたや記念館ゆめおーれ勝山、2019年など。

第2部 トークセッション<約45分>
パネリスト:田村 均 氏 / 藤井美登利 氏 (さいたま絹文化研究会)
コーディネーター:高麗文康

                 <参加申込み>
○受付期間:8月1日(土)~8月29日(土) (両日とも定員に達し次第、締め切ります)
○定 員: 各 30名  ○参加費: 無料  ○対 象: 中学生以上
○申込み方法:電話・神社窓口のいずれかにて申込み。(必要事項:氏名・住所・連絡先・年齢)
○申込み先:高麗神社 受付時間: 毎日9:00~17:00 TEL 042-989-1403
 
体験イベント① 「親子 絹文化体験教室」  画像
■ 8月 23日(日) 【体験実施時間】 10:00~16:00
会 場 : 高麗神社 客殿1階 
対 象 : 小学1年生以上(大人1名でも参加可能)
参加費 : 300円(織物コースター等材料費)
申込み : 事前の申込みはいりません。当日、実施時間内に会場へお越しください。     
※来場者数の状況により室内への入場と体験時間の制限を設ける事があります。
協 力 : NPO法人 織の音アート・福祉協会
ミニイベント 「打木村治 『大地の園』紙芝居 上演」   画像

■ 8月 30日(日) 11:00~11:40 (紙芝居 約20分/解説 約20分)
会 場 : 高麗神社 参集殿2階 大広間(展示会場)
対 象 : 一般の方(どなたでも参加できます) / 無 料
内 容 : 石川家一族の打木村治の自伝的小説「大地の園」の紙芝居を上演。
       解説もあります。
参加方法:事前の申込みはいりません。当日10:50に会場へお越しください。
協 力 : 打木村治の自伝的長編小説「天の園」「大地の園」のNHK朝ドラ化をすすめる会